バンコクで歩くということ
私は歩くのが好きだ。
よく東京に住んでいた頃は、歩けるならばどこでも歩いたり
自転車で移動していた。混んでいる電車にはなるべく乗りたくないから。
でもバンコクで歩くのは、なかなか難しい。
どこでも近いし、歩いて行ける範囲なのに、歩くのは結構大変だ。
渋滞や車、バイクのマナーの悪さ
道がでこぼこ
ほこりや排気ガスがひどい
暑い
歩きたいのに、歩いてられない・・・という場合が多い。
我慢すれば歩ける。でも、快適じゃない。散歩ではない。
だからこの街ではモーターバイクタクシーや、トゥクトゥク
タクシーが必要なんだなあ
たったの20バーツとか40バーツで快適さと早さを手に入れられる。
それがまた人々の仕事となり、社会が成り立っている。
タクシー運転手が渋滞に疲れて立ち寄るような道路沿いの飲食店も繁盛している。
私たち日本人には不便かもしれないけど、それがこの国の労働となっていて
別に不便とも思っていないんだろうなと思う。
日本人が追求している便利さ というのは時間の短縮、コストの縮小
結局、余った時間で何をするの?? 焦ってどうするの??
見習う必要はないけれど、ゆったりと暮らしたいと思うならば
時間とお金をどう使うのか・・バンコクで常々考えさせられる。